株価の変動を決める要因について(日経平均株価・TOPIXとは)

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株価を決める要因は、その企業の業績だけではありません!

株価を動かす要因

株価は様々な要因によって上下します。
需要である「買い」と供給である「売り」の需給関係によって株価が決まるのですが、その要因は、単純にその企業の業績や経営戦略、開発力、人気やブランド力だけでは決まりません。もちろん、これらの企業自体に関係する要因が一番重要であり、業績予想が良いときはそれだけ配当金が増えることも考えられますので株価が上昇しますし、ブランド力・知名度のある企業は、その株を欲しいと考える投資家も多いので株価は高くなります。

その他の要因として大きいのは、為替相場でしょう!!
2009年2月現在1ドル90円前後となっていますが、この円高ドル安ユーロ安によって、トヨタやソニーなど日本を代表する輸出中心の企業は莫大な損害を受けています。
トヨタなんかは1円の円高で年間400億円の営業利益が目減りするそうですよ!!1日一億円以上って・・・それだけトヨタやソニーなどにとって為替は重要なわけです。。

当然、日本の企業は輸出中心な業種が多いので、円安ドル高になれば、それらの企業の株価が上昇して、日経平均株価やTOPIXも上昇傾向となります。

ちなみに日経平均株価(日経225とか日経ダウとも呼ばれます)とは東証一部上場銘柄のなかでも流動性の高い主要な225銘柄の株価をもとに日経グループから算出される平均株価で、現在は8,000円前後で推移しています。
TOPIXは東証が算出している株価指数で、現在は790円くらいで推移しています。
この二つは金額は全然違うのですが、同じような値動きで推移するので、市場全体の相場を把握するのに必ず注意して確認しておくべき指数となっています。。


その他の要因としては政治や国際情勢も株価に大きな影響を与えますので、しっかりアンテナを張っておきましょう!!
1987年のブラックマンデーでは世界中の株価が暴落しましたし、最近ではアメリカのサブプライムローン問題やリーマンショックが、現在の株安の引き金となっています。

あと、以外と見落としがちですが重要なのが、天候です。
猛暑になればアイスクリームやクーラーが売れますし、プールや海水浴場が儲かります。
極寒になれば、暖房器具や風邪薬や化粧品なども売上げを伸ばすことでしょう。
豊作になれば、とうもろこしなど家畜の餌を輸入している業者は安く仕入れることができますし、不作になって原料代が上がれば輸入中心の企業は相当なダメージを受けるでしょう。
さらには災害が発生すれば、その被害を受けた企業の株価は下がるでしょうし、復旧のための建設・土木関係や機械を扱っているコマツなどの株は上昇するのではないでしょうか。

雨が降れば投資家が証券会社を訪れる足も遠のきますし、出来高にも影響したりといったことも考えると、本当に多種多様な要因が株価の変動に作用するといって間違いありませんね。。

リーマンショックによって、投資のプロ集団が大損している昨今において、確実に上がる株、下がる株を判断するのは困難ですが・・・情報としてそれらの要因を把握しておくことは、大損しない秘訣ではないかと思っています( ̄− ̄)




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